【Trados】翻訳メモリのアップグレードができないときは・・・
今日もTradosのエラーのため、進行が遅れているかぼちゃです。
今回のエラーはメモリのアップグレード関連。
翻訳メモリのタイトルにオレンジの△のマークがついていることがありますよね。Trados初心者の方にご説明すると、あれって「アップグレードしてくださいね」っていう意味なんです。
昨年の7月に更新したっきりの翻訳メモリに△マークが出ていたので、アップグレードしようとしたときにエラーが発生しました。
��なお、通常のアップグレードの手順はこちらに詳細に記載されていますのでご確認ください。 「Tradosさん、頑張って!」)
このプロセスの最終段階あたりで
「オブジェクト参照がオブジェクトインスタンスに設定されていません。」というエラーメッセージが表示され、その詳細を確認すると、次の表示が出ました。
「出力翻訳メモリを作成できなかったため、出力翻訳メモリを開けません。パス’○○’へのアクセスが拒否されました。」
フォルダの場所が問題なのか?と、メモリの保存場所を移動してみてもダメ。
Trados自体の再インストールでもダメ。
うーん、困った。
試しに最近作った翻訳メモリをアップグレードしてみると、難なく出来るんですよね。
もうメモリが壊れたものと諦め、次の手段をとりました。
[su_note note_color="#ffffff"]
手順
①翻訳メモリをExcel形式に変換
②ExcelファイルをTradosに取り込み、メモリを更新する
[/su_note]
①翻訳メモリをExcel形式に変換
問題のメモリはTMX形式でバックアップをしておりましたので、これを使います。
��TMXファイルを作っていない場合は、「エクスポート」を使ってTMXファイルを作成します。)
ここで登場するのが「Apsic Xbench」というソフト。このソフトを使ってTMX形式からExcel形式に変換します。Tradosにパッケージングされているソフトではないので、こちらからインストールします。
肝心のXbenchを使ってExcel形式で出力する方法は、「つぼログ。」さんに詳しく記載されていますので、こちらをご確認ください。これで対訳形式のExcelファイルが出来ました。
その方法は「SDLTradosBlog」さんで紹介されていますので、こちらをご確認ください。(リンクばかりですみません)
簡単に言うと「新しいプロジェクトを作成」(もしくは「1つの文書として翻訳」)する際に原文として①で作ったExcelファイルを指定するという操作になるのですが、今回の目的はメモリの作り直しなので、カラの新しい翻訳メモリを作成しておきます。もちろん別の翻訳メモリに統合するパターンでも大丈夫です。
最後に翻訳メモリビューで、ちゃんとメモリが作り直せているか確認します。
以上、メモリの作り直し手順をご紹介しました。
同じエラーでお困りの方の参考になれば幸いです。
今回のエラーはメモリのアップグレード関連。
翻訳メモリのタイトルにオレンジの△のマークがついていることがありますよね。Trados初心者の方にご説明すると、あれって「アップグレードしてくださいね」っていう意味なんです。
昨年の7月に更新したっきりの翻訳メモリに△マークが出ていたので、アップグレードしようとしたときにエラーが発生しました。
��なお、通常のアップグレードの手順はこちらに詳細に記載されていますのでご確認ください。 「Tradosさん、頑張って!」)
このプロセスの最終段階あたりで
「オブジェクト参照がオブジェクトインスタンスに設定されていません。」というエラーメッセージが表示され、その詳細を確認すると、次の表示が出ました。
「出力翻訳メモリを作成できなかったため、出力翻訳メモリを開けません。パス’○○’へのアクセスが拒否されました。」
フォルダの場所が問題なのか?と、メモリの保存場所を移動してみてもダメ。
Trados自体の再インストールでもダメ。
うーん、困った。
試しに最近作った翻訳メモリをアップグレードしてみると、難なく出来るんですよね。
もうメモリが壊れたものと諦め、次の手段をとりました。
メモリの作り直し
[su_note note_color="#ffffff"]
手順
①翻訳メモリをExcel形式に変換
②ExcelファイルをTradosに取り込み、メモリを更新する
[/su_note]
①翻訳メモリをExcel形式に変換
問題のメモリはTMX形式でバックアップをしておりましたので、これを使います。
��TMXファイルを作っていない場合は、「エクスポート」を使ってTMXファイルを作成します。)
ここで登場するのが「Apsic Xbench」というソフト。このソフトを使ってTMX形式からExcel形式に変換します。Tradosにパッケージングされているソフトではないので、こちらからインストールします。
肝心のXbenchを使ってExcel形式で出力する方法は、「つぼログ。」さんに詳しく記載されていますので、こちらをご確認ください。これで対訳形式のExcelファイルが出来ました。
②ExcelファイルをTradosに取り込み、メモリを更新する
その方法は「SDLTradosBlog」さんで紹介されていますので、こちらをご確認ください。(リンクばかりですみません)
簡単に言うと「新しいプロジェクトを作成」(もしくは「1つの文書として翻訳」)する際に原文として①で作ったExcelファイルを指定するという操作になるのですが、今回の目的はメモリの作り直しなので、カラの新しい翻訳メモリを作成しておきます。もちろん別の翻訳メモリに統合するパターンでも大丈夫です。
最後に翻訳メモリビューで、ちゃんとメモリが作り直せているか確認します。
以上、メモリの作り直し手順をご紹介しました。
同じエラーでお困りの方の参考になれば幸いです。
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