第43週 紐付けしていない知識は忘れる

レジスト関連の日本語特許を読んでいます。一件目を読んでみて、実施例に記載の工程が脳内でビジュアライズされないことを自覚し、いったん知識収集作業へ移行。前田和夫著「はじめての半導体プロセス」のリソグラフィ工程の章をベースにノートを5冊ほど使ってまとめてみました。そして最初の特許に戻ってみると、ちゃんと脳内で工程がビジュアライズされて追えるように。こうやってみるとビジュアルで追えない部分は知識が足りていないのがよく分かるので、またそこを補完して・・・という繰り返しで進めています。もう2~3件やってからIBMレジスト特許の対訳へ取りかかる予定にしています。

この作業の過程で、昨年作ったOneNoteの半導体関連のブックを開いてみました。対訳シリーズの動画を視聴しながら、出てきた用語や説明を書き残したもので、70カードくらいあるのですが、まあ見事に覚えてないですね・・・。体系的にまとめる作業をしていなかったので、知識がただの点のまま。関連づけてないので脳に残ってません。「これがダメな勉強方法だと分かっただけ成長したよ・・・」と自分をなぐさめ、あらためて体系的にまとめ直すのに使っています。

話は変わりますが、外付けHDDのデータが消失するという事態を初めて経験しました。ある日、電子辞書ブラウザのlogophileを開くと「辞書がみつかりません」とのメッセージが。辞書データを保存しておいたフォルダを確認してみると、そのフォルダがきれいさっぱり消えておりました。あるあると言われていたこの現象、「ほんとにあるんだ」と軽く感動してみたりしました・・・。

元データのCDRを再インストールすることで復旧しましたが、この作業で1時間近くロス。普段、アクティブに使用している作業環境はBunBuckupで毎日自動バックアップしているのですが、この辞書データはCDRがあることで油断しており、HDDにバックアップはとっていませんでした(バックアップがあれば一瞬で終わったのに)。しかも保存先が外付けっていうのはマズかったです。再インストールではCドライブに保存してlogophileに紐付けし、データは外付け2台にバックアップをとりました。それから他のデータについてもバックアップ方法を見直し、万一の際のデータ復旧ソフトもインストールしておきました。「データは消えるもの」という認識を強くし、バックアップ環境を見直すことが出来た点では、今回、被害が少ない形でこういうことを経験できたのはむしろラッキーだったのかも?いや、ただの甘さと油断ですね・・・。

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今週の勉強時間:40h

内容:特開2001-154366富士通「ケイ素含有ポリマを含むレジスト組成物を用いるパターン形成方法」読込み

リソグラフィ工程まとめ

秀丸のタグ付き正規表現を使って、原文テキスト処理の簡単なマクロを作成、他

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